以下はノートPCに、Debian 9 Stretch をインストールした後、 SSHサーバーを構築した方法についての備忘録です
現在のネットワーク状況
前回までの作業にて、
固定IP化した結果、以下の様な設定内容になりました。
ネットワーク設定
/etc/network/interfaces の内容
# The primary network interface auto eth0 # DHCP はコメントアウト # iface eth0 inet dhcp # 静的アドレスを設定する iface eth0 inet static address 192.168.1.13 netmask 255.255.255.0 gateway 192.168.1.1 dns-nameservers 192.168.1.1
今回は、
サーバーを構築する訳ですが、
念のため、ポートはデフォルトの22から、
18022に変更しております。
作業は、rootにて行っています。
SSH サーバのインストール
もしかしたら、インストール時点で、
オプションにて、SSH サーバ選択していた場合、
デフォルト時点でインストールされていますので、
以下は不要です。
SSHコンフィグファイルの設定に進んでください。
# apt -y install ssh
SSHコンフィグファイルの設定
vim /etc/ssh/sshd_config
sshd_configを以下の箇所を編集する。
#Port 22 # 任意のポートに変更する。 Port 18022 # rootログインはパスワード認証以外を許可する PermitRootLogin without-password # 公開鍵認証を許可 PubkeyAuthentication yes # パスワード認証を許可 PasswordAuthentication yes # チャレンジレスポンス認証を拒否 ChallengeResponseAuthentication no # PAMを使用する UsePAM yes # 接続許可ユーザ AllowUsers root AllowUsers aihara
設定を反映させる為、サーバを再起動。
systemctl restart ssh
ここで一度、パスワードを使用して、SSHサーバーへ接続する。
コンソール上での接続の場合
# ssh -p 18022 aihara@192.168.1.13
“Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?”
と、質疑されるので、”yes”
パスワードを入力して接続。
Tera Term上での接続の場合
セキュリティ警告が出るが、
”続行”で接続する。
とりあえず、これでSSHサーバーにローカル上の他端末にて、接続可能になる。